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中学入試で出題される時事問題。2022年度の首都圏の学校の傾向はどうだったでしょうか。
もっとも取り上げられたテーマの一つが「選挙」です。2021年10月に投開票があった衆議院議員総選挙を出題する中学が目立ちました。
学習院女子中等科(東京都)は衆議院の選挙制度の名称を問い、小選挙区「比例代表」並立制を記述。渋谷教育学園渋谷(東京都)は、衆議院の小選挙区比例代表について、それぞれの定数(議席表)を答えさせました。小選挙区が「289」、比例代表制が「176」です。
慶應中等部(東京都)は、自由民主党の岸田文雄氏が党の総裁に選出されてからの流れについて出題。文章中に空欄を設け、適切な語句を選ばせました。
2021年夏に開催された東京オリンピック・パラリンピックも頻出テーマでした。入場行進で使われた言語に注目したのが巣鴨中(東京都)でした。選択肢として「仏・独・英・中国・露・伊」を提示。「世界の言語別人口」といった資料や、それぞれの語句が国をあらわす場合の各国の関係を説明する文章などから、計4つの言語(国名)にあてはまるものを選ばせました。中央大学付属中(東京都)は「ピクトグラム」を出題、大妻中学高校(東京都)や国府台女子学院中学部(千葉県)は、福島県が聖火リレーのスタート地になった理由を書かせました。
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